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         「友だちっていいな」
                   藤野 真理絵 

この本には二ひきのかえるがでてきます。二ひきはとってもなかよしです。なかよしだとわかったのは、
5つのお話しを読んだからです。
 さいしょのお話しは「はるがきた」です。かえるくんはなかなかおきないがまくんのために、12月のカレンダーを
かってに5月にしてしまいます。かえるくんはさびしかったからです。
わたしはがまくんをおこすために、カレンダーを1ヵ月早くめくって、かえるくんはせっかちだと思いました。
きっとかえるくんは、がまくんのことがとてもすきなんだと思います。だから、だましてでもがまくんをおこしたんだと思います。
 2つ目は、がまくんが、びょうきのかえるくんにお話をつくってあげようとするお話です。がまくんは、家の前をうろうろしたり
さかだちをしたり、あたまに水をかけたり、あたまをかべにおもいっきりぶつけたりします。
 でもけっきょくお話はおもいつきませんでした。そんながまくんを見てわたしは、おかしいなと思いました。
そんなおかしいことをするのは、早く元気になってはしいからだと思います。
がまくんはやさしいなと思いました。
 3つ目は、おでかけをしたときにうわぎのボタンを一つなくしたことに気がついてかえるくんとがまくんがさがしたお話です。
家にさがしていたボタンがあってがまくんは、わるいことをしたかなと思ってさがしてくれたおれいにボタンいっぱいのうわぎを
プレゼントしました。
わたしは、自分がわるいなと思ったらすぐにあやまります。プレゼントをしたことはないけど、もらんたらとてもうれしいと
思います。わたしも、今ど友だちにあやまる時は何か作ってあげたいです。
 4つ目のお話は川で水えいをするお話です。1ぴきのかえるは水ぎをきないで、もう1ぴきのがまがえるは、水ぎをきていました。
でも、水ぎをきているすがたを見られたくないから、かくれていました。わたしは、水ぎをきなくてもいいんじゃないかと
思いました。
でもがまがえるはせ中がゴツゴツしているから、みんなに見られたくないのかなと思いました。
みんなに見られたくない時はわたしにもあります。
それをがまがえるみたいに友だちにわらわれたら、きっとわたしもすごくきずつくと思います。
わたしの友だちも、わらわれていやなおことがあるかもしれないから、そしたら気づいてはげましてあげたいと思います。
 さいごのお話は、手紙を1どももらったことがないがまくんをかえるくんが見て、手紙をがまくんに書くお話です。
かえるくんはやさしいなと思いました。がまくんが手紙をもらったらよろこぶなとあいての気もちを考えて
あげるのがやさしいなと思いました。
きっとがまくんは手紙をもらってよろこんだと思いました。わたしも、おめでとうの手紙やありがとうの手紙を
もらったらうれしいです。
もしわたしが、がまくんのように1ども手紙をもらったことがなかったら自分から手紙を書きます。そしたら
へんじがもらえてなかよくなれるからです。わたしがはじめて手紙をもらったのは、年少の時に1つ上のお姉さんから
でした。その時わたしは、字が書けなかったけれと、はじめて手紙をもらえてうれしくて、字のれんしゅうをしてから
へんじを書きました。このときからお友だちとの手紙こうかんが大すきです。なかよくなって友だちがふえたら
すごくうれしいです。かえるくんもがまくんともっとなかよくなれたらと思います。でもどうしてかたつむりくんに
手紙をとどけてもらったのかが、ふしぎです。かたつむりくんはぜったい歩くのがおそいのに。
でも、4日もかかって手紙がとどいて、いっしょに手紙がくるのをまつのは楽しみだったと思います。
よかったね、がまくん。
 2ひきは、なかよしの親友だからきょう力したり、あきらめないようにはげましたりしてやさしいと思いました。
そうするにはあいての気もちを考えてあげないとできないことです。わたしもこれから友だちといっしょに
いる時に、あいての顔を見たり、ようすを見て何をしてあげればよいのかを考えようと思います。
はじめて会った人にも自分から話しかけたり、手つだったりして友だちをふやせたらうれしいです。

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